
《Marshmallow machine#1》
Marshmallow machine #1
- 制作年
- 2022
- 素材
- 鉄、鉛、木材、機械部品、塗料、ワイヤー、マシュマロ、炭、他
- サイズ
- H180 × W180 × D45 cm
13世紀に誕生した時計の脱進機構を用いてマシュマロを焼く作品。時計の脱進機は錘が一気に落ちるのを制御し、落ちる速度を一定に保つ為の装置である。本来なら一瞬で終わるはずの現象を少しずつ引き延ばすこの構造を私は時間を創りだす構造だと考えている。パンデミック以降、地球は以前より小さくなり、私たちの時間感覚は更に短くなった。
『marshmallow machine』 は高速化する現代社会において減少していく「待つ時間」と焼きマシュマロをつくるためのコンストラクションである。
この作品では脱進機を使ってマシュマロを焼くという一見馬鹿げたアイデアを作品化した。マシュマロという大量生産された安価なお菓子に時間をかけて焼き色をつける行為は社会の高速化により、時間をかけることが価値につながってしまう現状を提示する。